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秋のごちそう定食!鶏肉の山賊焼き&ビビンバ丼レシピ

プロフィール
調理人

こんにちは、suzukiと申します。東証プライム証券の食品業界大手社員食堂で、チーフとして8年間勤めています。
本業の中で、経費削減に取り組む一方、副業としてWebライターも手がけています。様々なテーマや分野に挑戦し、自らのキャリアアップに繋げるべく、日々記事執筆に取り組んでいます。
よろくしお願いします。
常に視野を広げ、より高度なスキルを磨くため、積極的に学び続けています。
今までの経験をもとにメニュー開発・レシピ作成・その他のライティングの仕事依頼など請け負います。
気軽にご相談ください。よろしくお願いします。

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レシピ
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本日の手作り定食は、香ばしく焼き上げた鶏肉の山賊焼き(53食完売)と、野菜たっぷりのビビンバ丼(設定数45に対し47食提供)が主役。

さらに、カレー(14食)、小鉢にはひじき煮(42)、春巻き(49)、温泉卵(18)もラインナップ。ボリューム満点で栄養バランスにもこだわった、季節を感じる定食メニューの仕込みと提供の現場をレポートします。

手作り定食レポート

鶏肉の山賊焼き&ビビンバ丼

今日のメニュー

  • 鶏肉の山賊焼き(設定数53/提供数53)
  • 副食:ビビンバ丼(設定数45/提供数47)
  • カレー(提供数14)
  • 小鉢:ひじき煮(42)、春巻き(49)、温泉卵(18)

仕事開始

6時30分に出勤。まずガスの元栓を開け、事務所に荷物を置いた後、厨房で湯煎機のスイッチを入れます。

金曜日に米の準備をしていなかったため、予定98食+カレー分を見越して120人分の米を研ぎました。

小鉢用のひじき煮に使う乾燥ひじきは、朝一番で水戻し。乾物は早めに戻しておくことで、後の作業がスムーズになります。

米の浸水(5分間)の間に、食器洗浄機やコンベクションオーブンのセットも済ませます。

鍋と回転釜でお湯を沸かし、排水溝に熱湯を流して掃除。温泉卵は小鉢用18個・ビビンバ丼用50個分をコンベクションで調理し、流水で冷やします。冷凍カレーも温めておきます。

書類作業を済ませたら着替え、調理作業に入ります。

調理作業開始

  • 米のセットが終わったら8時半に炊飯開始。
  • 鍋や回転釜でお湯を沸かし、排水溝掃除も並行して実施。
  • 副食用にもやし・ぜんまいをボイル。
  • 汁物は味噌汁(具はわかめと花麩)。
  • 煮物用の煮汁を多めに作り、余った分は冷蔵保存して翌日以降に活用。
  • ひじき煮用の人参・刻み油揚げ・むき枝豆はボイル後、流水で冷やして水気を切る。
  • ビビンバ用の鶏ひき肉は多めの油で炒め、煮汁を加えて煮る。煮汁が半量になったら湯煎で保温。
  • ひじき煮は強火→沸騰後弱火で煮込み、煮汁が半量になったら火を止める。
  • ぜんまいも約30分煮て味を調え、湯煎にかける。

主菜・副菜の仕上げ

  • 鶏肉は照り焼きソース、おろしニンニク・生姜、粗挽き胡椒で下味をつけてなじませる。
  • カレーは温めたものにカレーフレークを加え仕上げ。
  • ブロッコリーは熱湯で解凍し、流水で冷やしてパートさんが盛り付けしやすいよう準備。
  • マカロニは茹でて流水で冷やし、ケチャップ・油・コンソメ・塩こしょうで和える。
  • ほうれん草は熱湯で茹でて冷やし、塩ダレで和えてビビンバ用の具に。
  • 春巻き・フライドポテトはフライヤーで揚げ、春巻きには軽く塩を振る。
  • もやしは中華だし・塩・胡椒・お湯・キムチ和えの素で味付け。

進捗確認・焼き作業

9時半ごろまでにここまでの作業を進め、進捗を確認。ビビンバやカレーを先に仕上げておくと、鶏肉の焼き作業がスムーズです。

  • コンベクションオーブンを180℃で予熱し、天板にオーブンシートを敷いて味付けした鶏肉を並べる。
  • 180℃で12分焼き、焼き上がったらカットして湯煎にかける。

提供・片付け

11時半から提供開始。提供数は当日の状況に応じて調整します。

12時50分ごろから洗い物のヘルプ、13時20分ごろからはパートさんに任せて翌日の仕込みへ。
翌日分の材料確認や仕込み、調理場の片付け、事務作業を済ませて退勤します。

このように、段取り良く仕込みから調理・提供・片付けまでを進めることで、多品目のメニュー提供にも柔軟に対応しています。

鶏肉の山賊焼きのリメイク

  • 親子丼風アレンジ
    残った山賊焼きを一口大にカットし、玉ねぎと一緒にめんつゆで煮て溶き卵を流し入れ、ご飯にのせて親子丼風に。
  • お弁当用サンドイッチ
    山賊焼きを薄切りにして、レタスやトマトと一緒にパンに挟み、和風チキンサンドに。
  • 和風チキンサラダ
    山賊焼きをスライスして、千切りキャベツや大根、きゅうりと和え、ポン酢やごまドレッシングでさっぱりサラダ仕立てに。

ビビンバ丼のリメイク

  • ビビンバ焼きおにぎり
    残ったビビンバをご飯と混ぜて小さなおにぎりにし、フライパンやトースターで軽く焼いて香ばしい焼きおにぎりに。
  • 韓国風オムライス
    ビビンバの具とご飯を炒めてケチャップライス風にし、薄焼き卵で包んでオムライスに。
  • スープクッパ
    ビビンバのご飯と具を耐熱容器に入れ、熱い鶏ガラスープや中華スープを注いでクッパ風に。

副菜や小鉢のリメイク

  • ひじき煮の炊き込みご飯
    残ったひじき煮と米を一緒に炊飯器に入れて炊き込みご飯に。
  • 春巻きのリメイク丼
    春巻きを食べやすくカットし、温かいご飯にのせて甘酢あんや中華あんをかけて丼仕立てに。
  • 温泉卵のうどん・そばトッピング
    温泉卵はうどんやそばのトッピングに使うと、まろやかさが加わり満足感アップ。

食材や料理の残りを活用することで、無駄なく新しい一品に生まれ変わります。家庭の冷蔵庫にあるものや好みに合わせて、自由にアレンジしてみてください。

まとめ

本日の調理は、事前準備から効率的な作業分担、そして衛生管理まで、段取りよく進めることができました。

鶏肉の山賊焼きやビビンバ丼、小鉢や副菜など多彩なメニューを無駄なく仕上げ、予想を上回る提供数にも柔軟に対応できたのが大きな成果です。


今後も、残った料理のリメイクやチームワークを活かしながら、安定した品質とお客様の満足度向上を目指していきます。

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